雨 火曜日ご予約なしでお休み火曜日でした。
山では事務仕事など。
明日はちょっと強めながらもアゲンスト予報ですね、バリバリ飛びましょうウハウハ飛びましょう。
この前、風が強め時に誘導された語句「前に出してー」の意味を質問されました。
「前に出す」というのは、「パラグライダーを前進させて自分のいる位置をさらに風上に進んでおいてね」という意味です。けして「手をライザーより前に出す」とか、「顔をライザーより前に出す」とか、「気持ちを前に出す」とかではありませぬ。
強い風に徐々に徐々になっていた場合、「風下に居ると風上に戻れなくなるかもしれない(つまりは”ハマル”という専門用語な状態になる)」のです、そうなったらアクセル踏んでも前に出ないし、風下へ流され続けてしまう困ったチャンになってしまいます。なので風が強くなる前に、つまりは(せめてフルグライドしたら風上へ進めるような位置までは)自分の安全なフライトゾーンまでは進んでおきましょうということです。
風の層(赤矢印)が薄いので山肌のリッジを狙って飛んでいてもOK |
風の層(赤矢印)が厚くなって強風になってしまうと山肌にいたら風下へぶっ飛ばされますので、風の層がやや薄くなる風上のほうへ前に出して移動しておくことが必要 |
前に出すときには、フルグライド(ブレーキを全くかけてない状態)でアゲンスト方向に進んでください。それでも進まない場合はアクセルを少しづつ引き足していって進んでくださいね。(そうなる前に風の変化に気が付いてフライト位置を修正することが一番重要ですけどね、、)ちなみにアゲンスト方向からややずれてしまっても前に出にくくなるしアクセル踏んだ時には潰れもしやすくなりますのでご注意を。
でね。フォームなんですけど。
あくまで飛んでいるときは普通に座って飛ぶのがベストです。普通に座るというのは「リクライニングも程よく、ひじの角度が90度になるような位置で、足は下に自然に降ろしている状態(足をピーンとしない)」です
OK:顔がライザーより後ろにあるのでブレークコードの滑車の位置も見えるとフルグライドの位置がわかりやすいし無理な姿勢ではないのでブレークコードが引きやすい |
NG:顔がライザーより前にでちゃうと、肩が張りブレークコードが引きづらくなり、気が付かないうちにブレークコードを引いた状態になっていることがある |
フォームに関しては安全性にかかわることで、ソアリングにも必須です。通常のフォームで飛べなければ、自己流で工夫して飛ぼうと思っても、その方が無理がある姿勢になってしまうのでより難しく感じてしまいます。
古典の基本フォームがきれいであるように目指してかつ安全性を上げてください。
本日は「前に出して(=手をあげてー)」の意味とフォームについてをお伝えしました。
☆感染拡大防止のための思いやりと配慮をお願いいたします
☆健康診断のため5月31日(火)&6月28日(火)1日中完全にお休みします。
☆ツアー募集とスクールはお休みの日程
下記日程はインストラクターが不在のため、体験・ライセンスコース・ビジターフライトをお休みします。PFメンバーでフリーフライトの営業は時短営業ですが行います。営業時間は9:30-16:00まで、送迎は2便16時便のみとなります。
◎6月3-5日福島ツアーのため→ツアー募集(NP証以上)です
◎6月14日JHF会議のため
◎6月28-7月12日沖縄ツアーのため(健康診断受診のため6月28日(火曜日)は完全お休みします)→ツアー募集(本島のみB級~、他島はNP証以上)です。沖縄ツアーはなるべくお早めにお申込書提出ご協力ください(宿や航空券は手配ができなくなる可能性もあります、ご了承ください)
◎7月26日-28日白馬ツアーのため→ツアー募集(NP証以上)
以上
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